昨夜は少し遅くまで飲んだり騒いだりでしたが…今朝はスッキリ目覚めて朝のビーチヨガin座間味(初)!!
とってもとっても風が強くて、ヨガマットも重石をのせていないと吹き飛ばされてしまうぐらいでしたが、その分人も少なくて、思う存分ヨガができます。
とっても静かな座間味島の朝。
力強い風も、ザッパァンと打ち付ける波も、空を海を真っ赤に染めていく朝陽も、流れていく雲も、徐々に姿を現す雲の向こう側の青空も、ただの一時も立ち止まらずに変化し続けている。
時は止まらない、常に移り変わっていく。
偉大な自然のサイクルに包まれていたら、自然とヨガをしたいという気持ちが溢れてきました。自分自身の移り変わりをその自然の調和の中に溶け込ませてみたいという強い気持ちだったのかもしれない。
座間味の朝を迎えながら、お互いがお互いの移り変わりを許し、受け入れ、支え合っていることを全身で感じる。こうして文字にするとものすごく大きなことに聞こえてしまうけれど、それは座間味でも西表でも、そして千葉でも、世界中どこにいても存在する普遍的な自然の営みなんだなと思うと、普段どれほど人間主体の世界で生きているかということに気づかされます。
ヨガの時間。
風を受け止め、波の音に耳を傾け、潮の香りを体中に沁みこませ、気持ちいいところまで呼吸を深める。強風で足元がぐらつくこともあるけれど、それもまたいい。風と直接触れ合っている感じ。この自然の中で生まれるヨガがそこにある。
さて、朝ヨガの時間を満喫した後は久志に戻り昨日の夜スーパーで買った朝食を食べてエネルギーチャージ!
ちなみに、久志の今にはこのような琉球伝統のお仏壇が備えられています。
常にご先祖様に見守られている空間だからこそ落ち着けるんですね(^_-)-☆
中国っぽい雰囲気が漂うのも沖縄ならでは。
屋根の上のシーサーはちょうどこのお仏壇の真上にいるんだとか(豆知識:シーサーの由来は瓦職人が瓦を葺き、余った漆喰で「除災招福」を願って「おまけ」として創った事から始まっているそうですよ)。
おばぁやおじぃをいつも大切にし、ご先祖様を常に崇拝する沖縄の人たち。お仏壇もお家の中では中心的な存在なんだろうなと思いました。
さてさて、今日の活動スタート!!
一緒に泊まったSさんカップルは今日もホエールウォッチングにお出かけ(^o^)/(^^♪クジラ大好きなお二人、海がしけているので船が出るかちょっぴり心配ですが、クジラへの情熱が届いてきっと大丈夫なはず(≧◇≦)
私たちは、久志パパに無理をお願いしてシュノーケルへ。朝ヨガで半端ない強風にあおられてきた私は、シュノーケルなんて大丈夫なんだろうかと思っていましたが、久志パパ曰く、阿佐集落のビーチとは反対側のビーチはそこまで風も波も強くないだろうとのこと。
でもやっぱり寒いよな(一昨日の西表島でのダイビングで海から上がった後ボートの上でかなり寒かったのです…)と正直思わないでもないのですが、やっぱりケラマブルーの海を体験したいっ!!
ということで、寒さにも負けずシュノーケルに連れて行ってもらいました。
海に入ると…やっぱり寒い。
でも、泳いでいるとだんだんと海の冷たさに慣れてきて、目の前にテーブルサンゴがどんどんと広がってきて、寒さを忘れもう夢中で泳いいました。
久志パパが「潜ってみな」「あそこに○○貝があるのわかる?取ってみな」。
素潜り!!今までもシュノーケルで潜ってイソギンチャクに潜んでいるニノの写真を撮ったりしていましたが、それこそ海女さんのように潜って貝を取ってくるなんて初体験(#^^#)思わず「採ったど~!」と叫びたくなるほど(寒くて声が出なかったけど(笑))。
久志パパには「本当に好きなんだねぇ、素質があるよ。ウェットスーツであそこまで潜って○○貝を取ってきた人は、あんたが初めて」と褒めていただき、余計に調子に乗る私(;^ω^)
ビーチから「かおり~、もう上がるよ~!」「おぉ~い、おしまいだよ~!!」
久志パパ&旦那さんの大きな呼び声に何度目かでようやく気付き、大慌てて泳いで帰る始末(笑)
子供のように遊んだあとは宿に帰って冷えた身体を五右衛門風呂で温めました(#^^#)
これが、ものすごくありがたいんです。
西表のモンスーンさんではシャワーしかなく(沖縄では現地の人たちも家ではもっぱらシャワーでお風呂に入る習慣が本島に比べてとっても少ないのです)、ダイビングで冷え切った身体を暖めるのについついシャワーを長く使ってしまいました。
久志さんは、なんとそんな沖縄で五右衛門風呂を設置してくれているのです。
しかもこの見事なお風呂、久志パパのお手製なんですっ!!
信じられますか?五右衛門風呂を手作りしてしまう久志パパの才能&訪れる人たちへの愛っ!!!
お風呂から上がった後は、これまたとーっても貴重なお昼ご飯をいただき(事情があってブログにアップできないのが本当に残念なのですが、一生の思い出に残る素晴らしいお昼ご飯体験でした)、大満足。
こちらがそのお昼ご飯の準備をしてくれている久志パパとおばぁの様子。
ちなみに、おばぁの後ろ側にあるのがさっきの五右衛門風呂です。
『癒しの宿 久志』
本当の真心いっぱいのおもてなし、体験の数々。久志パパが座間味自慢の夕陽と星空を満足に見せられなかったと最後まで悔やんでくれましたが、その気持ちが何にも増して訪れる人たちの心を打ち、感動を与えてくれているんだと思います。
ま久志おばぁ、久志パパ、久志ママ、本当にお世話になりました。
真心が触れ合う旅、自然と生き物と人がみんな暖かく受け入れてくれる沖縄の島々。
やっぱり好き、そして絶対にまた来ます、沖縄。ありがとう。
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