昨夜は、カオリの自宅で行う少人数制クラス『クラヨガ』でした。
今回はクラヨガ初の方が半数以上。皆さん、雨で足元が悪い中、私のわかりづらい道案内を頼りにいらしていただき、本当にありがとうございました。
少し肌寒いくらいの気温だったので、今回のアロマは身体があたたまるようにシナモンリーフやジンジャー、ブラックペッパーなどのスパイス系に、オレンジスウィートとマンダリン、更にラベンダーをブレンドし、雨で下向きになりやすい気持ちを前向きに明るく、そしてストレスをリリースしリラックスできるような組み合わせにしてみました。
キャンドルを灯すとさらに温度が上がり、暖房など使わなくてもクラスの中盤ごろにはちょっと暑いぐらいに(#^^#)。
さて、今回のクラヨガのテーマは「急がずゆっくりと自分の身体と向き合う」でした。
ボルスター(ヨガで使うプロップス類:ヨガブロックやベルトなどと一緒で補助具の1つ)で身体をサポートしながらゆったりと頭・心・身体を休める時間を取ったり、プロップスを使うことでいつものポーズがまた一味違う感覚になったり。
ダウンドッグもお一人お一人しっかり練習しました。戦士のポーズのような立ちポーズも敢えて長めにホールド、それぞれのポーズの中でじっくり自分と向き合いながら、自分なりの安定感と快適さを探りました。
ちょっとキツイ場面もあったかもしれませんが、そのキツさと向き合うことも時として必要なことなのかなと私は思っています。
自分の色々な側面を、目を背けずにちゃんと見てあげる事。ちょっとキツイことも「キツイから私には無理」とすぐに判断してしまうのではなく、キツさとじっくり向き合うことでキツイだけではない何かがその中に見えることもあるような気がします。
もちろん、だからと言ってきついポーズ=良い、ではなくて…。
ヨガの練習をするたびに思うのですが、私は、ヨガで様々なポーズを取るということは、ただ自分の柔軟性や筋力を高めるためだけではなく、今の自分の色々な側面に気づくためにしているんじゃないかなと思っています。ポーズを取った時に感じることって一つだけではないと思うんです。心地良いと感じたとしても、それだけではなく、同時にどこか不安定な感覚があったり、しっくりこないところもあるかもしれない。感じた事に良い悪いのレッテルを貼って処理してしまうのではなく、そこにある感覚一つ一つから逃げずに丁寧に見てあげること、それが自分への理解につながっていく。そのためにヨガの練習をしているような気がします。
さて、今回のクラヨガに参加された皆さん、自分に対して何を感じてあげられたでしょうか。
真っ暗な写真でわかりづらいですが、クラヨガではシャヴァーサナもできるだけゆったりとリラックスして過ごしていただけるように、ブランケットやアイピローなどを使っています。積極的にしっかり休んであげることは、特に私たち現代人にはすごく大切な要素だと思っています。
そしてシャヴァーサナのあとは静かに座って短い瞑想を行いました。目の前の瞬間を丁寧に感じ、今こうして生きていられることに感謝して、今回のクラヨガを終えました。
皆さん、いかがだったでしょうか。
次回のクラヨガは5/19(木)19時~です。皆様のご参加をお待ちしております。