5月の古民家ヨガ@宮崎邸。芝生の上で裸足ヨガ、お座敷の中で心地良い風を感じながらのんびりヨガ、身も心もスッキリしました(#^^#)ヨガ後は宮崎邸の縁側でお茶会。少しの時間でしたが楽しくおしゃべりしてあっという間に時が過ぎていきました。
宮崎邸の後は、印西牧の原モアの中にあるフードコートでインドカレー。成田に本店があるギータさん♪
ライスかナンが選べて、カレーの種類も8~9種類。サラダがついて650円~というお値段もボリュームも大満足、とっても美味しいカレーでした。辛さは控えめかなぁと思いますが、種類によっては結構辛そうなものもありました。お好みによって辛さ調節もできそうです。手前のが野菜カレー、奥にあるのがサグチキン(ほうれん草とチキン)カレー。フードコートには他に中華料理店のみですが、その分席も空いていて良かったです(#^^#)。フードコートなのでインドっぽい雰囲気はあまり味わえませんが、印西でインドカレーを食べたくなったらギータさんはお薦めのお店ですよ!
しっかりと腹ごしらえをした後は、人生初の坐禅を体験しに印西市内にある東祥寺さんを訪れました。
550年以上続く歴史あるお寺。境内には立派な大木がいくつもあり、その中でもご神木は樹齢800年を超えるとのこと。
東祥寺さんは千葉ニュータウン駅のホームにも看板が出ているので、ご存知の方も多いかと思います。
月に一度行われている坐禅会。以前から体験してみたいと思っていたのですがなかなか機会に恵まれず、ようやく今回スケジュールが合い実現に至りました。
ご本尊には、お釈迦さま、観世音菩薩さまが祀られていました。
坐禅が終わった後の話になりますが、お坊さんの佐藤さんから「こちらの観世音菩薩さまは触るとご利益があるんですよ。もう触られましたか?」とビックリな事実!まさかご本尊に祀られている菩薩さまを触ってもいいだなんて!!
自分が気になっているところに触れさせていただくとそこが良くなるんだとか。早速お線香を上げさせていただいた後、私は常に地に足がついていられるようにと足元をすりすりさせて頂きました。
まさにパワースポット。皆さんも東祥寺にいらした際はぜひ。九谷焼のとっても綺麗で立派な観世音菩薩さまです。
さて、本題の坐禅です。
まずは坐禅堂にてお掃除。ほうきではいて、雑巾で拭いて。文殊菩薩「聖僧(しょうそう)さま」を中央にお運びして。
私たち以外はベテランの方々。慣れた手つきでテキパキと進めていらっしゃいました。お寺で飼っている猫のエンジェルちゃん(お寺なのに天使ちゃんって(笑))がお掃除の間をグルグルと。このエンジェルちゃんはとーっても人懐っこくて可愛らしいお寺のアイドルです。
お掃除が終わった後は坐禅堂からご本堂に移って皆さんで読経をするのですが、この時もエンジェルちゃんがみんなのところに甘えて身体を寄せてきたり。写真を撮ろうとエンジェルちゃんの方に顔を向けるとすぐに寄ってきてくれるので、撮った写真は全てピンボケ(笑)。唯一お見せできる写真はこちらぐらいです。
般若心経やその他坐禅食事作法の解説が乗っているハンドブックを受け取り、15分程度でしょうか、お坊さんが中心となり読経が進められていきました。
般若心経はヨガのティーチャートレーニングでいつも唱えているので慣れていましたが、このようなお寺のご本堂で唱える読経はまた違います。お釈迦様の教えがお堂中に響き渡って、言霊として自分の身に降り注がれていくような気がしました。
読経の後はまた坐禅堂に戻り、坐禅の始まりです。坐禅会の大まかな流れとしては、20分坐禅、そのあとに歩く坐禅「経行(きんひん)」5分、その後また座って坐禅を20分。
私たちは初めてだったので、最初の20分の坐禅の時間は座禅堂に入らずお作法などのレクチャーを受けて、そのまま壁を隔てたご本堂で経行が始まるまでの時間を待ちながら坐禅(たぶん10分もしなかったと思います)をしました。
経行の時間になったらいざ坐禅堂へ。叉手という手の形で入口の左側から、左足から入堂します。そのあとは円を作りながら経行されている皆さんの輪の中に入り、歩く坐禅「経行」体験。一呼吸で半歩、半眼の状態で集中しながら静かに歩を進めていきます。
ヨガでも歩く瞑想を行うことがあります。同じように呼吸に意識を集中させながら一足一足の感覚を丁寧に感じていくやり方です。静かに歩を進めて意識を集中する。簡単そうに見えますがやってみると案外難しい…ついつい意識がいろんな方向に振れてしまいやすい…です。食べる瞑想もそうですが、座る瞑想や坐禅に比べると集中する意識の深まり方が少し表層に上がるような気はしますが、取り組みやすいですし、ちょっと面白い行法なので坐禅や瞑想が初めての方にもおススメだと感じました。
経行の後は、坐蒲(坐禅をするときにお尻の下に敷くもの)の上で足を組み、聖僧様に背を向け壁の方に向かって坐禅。今回はちょっと長めの25分だったそうです。途中で眠くなったり心が集中できなくなってきたら、警策(きょうさく)を受けます。テレビなどでよく見る、お坊さんが背後から肩に木の棒をパンと当てている、あれです。お坊さんが必要だと判断して警策を入れてくださることもあるし、自らお願いして受けることもできます。今回私は最後の方で意識が遠のく瞬間が何度かあったので警策を受けたいと思ったところ時間の鐘が鳴ってしまいました。次回はもう少し早めに判断して警策を受けてみたいと思っています。
はじめての坐禅を終わってみての感想です。坐禅も瞑想もやはり共通している点が多いというのが一番の感想です。呼吸に意識を向けながら心と身体を外から眺めていくような感覚。心身を静かにして、感情や考え、感覚や衝動などにとらわれている自分に気付いていくこと。そこは瞑想も坐禅も同じだなと感じました。では違いは何かというと…これはまだわかりません。もっと坐禅を練習し、同時に瞑想も練習していくことで見えてくるものなのかもしれないし、見えないかもしれない。私の今後のお楽しみです!(^^)!
坐禅の後は懇親会。お茶を飲みながら自己紹介をして、座禅会の皆さんの活動状況のお話を伺いました。そしてそのあとは、ご住職のお子さん達がお世話している捨て猫ちゃんと一緒に遊んだり、お坊さんの佐藤さんのご案内で先ほどの観音菩薩のお身体を触らせて頂いたり、縁起鳴きカエルの背中を鳴らしてみたり、お寺の中を色々と見させていただきました。見学するだけでも楽しいお寺です(#^^#)
最後は、外出されていたご住職さんとお話する機会に恵まれました。まだ詳細はお話しできませんが、今後東祥寺さんとのご縁で、シャンティクラヨガの活動の幅が更に広がっていきそうな予感がしています。色々と企画を進めていきたいと思っていますので、どうぞお楽しみに(^o^)/
そうそう、最後にお寺を出た後に気付いたのですが、ご本堂の前のお賽銭箱近くにはヨーダがいますっ!
スターウォーズファンの皆さん、東祥寺を訪れた際には必見ですね(^^♪
次回の東祥寺坐禅会は6/19(日)14時~とのこと。またもや古民家ヨガ@宮崎邸と同じ日…なんだかご縁を感じてしまいます。ご興味のある方、ご一緒にいかがですか?