コロナ渦で延期が続いたシャンティクラヨガのヨガリトリート。
今年ついに開催が実現いたしました✨
滞在場所は石垣島、念願のル・ロチュス・ブルー。
この立派なお屋敷。
飛騨高山からはるか石垣島までやってきた古民家です。
どうですか、このお家の中の解放感と写真からも伝わってくる良い気の流れ。
オーナー夫妻やスタッフのCさんが毎日丁寧にお手入れされていて、このピカピカの床は安心安全な食用油で磨いていらっしゃるんだそう。
何回訪れても個々の素晴らしさにはただただため息です。
こんな素晴らしいお家に、今回はなんと私たち夫婦とご参加者Yさん3人だけの貸切で滞在させていただくことになりました!!
オーナーの心暖かなご配慮で、一棟貸しではなく部屋貸しの料金で滞在させていただけるという、普通では考えられないお話をいただけたのです。
オーナーのM子さんになんとお礼をお伝えすればよいのか、本当に本当に贅沢な時間をありがとうございました。
さてそんな恵まれた状況でスタートした石垣島ヨガリトリート。
一足先に石垣島入りした私たちは当日朝Yさんを空港までお迎えに行き、ロチュスで荷解きを済ませてヨガウェアにお着替え後、車で北へ約20キロ、底地(すくじ)ビーチまで向かいました。
まずはビーチヨガです♪
底地ビーチは有名な川平(カビラ)湾から車で10分ほどのところにある、静かなロングビーチ。
海の透明度もこんなに✨
ここでのんびりと、Yさんに飛行機の長旅の疲れを癒していただくリトリート最初のビーチヨガ♪
リフレッシュボールでコロコロマッサージした後、石垣島の海と空と空気と自然をたっぷり吸収しながら太陽礼拝。
太陽礼拝はやっぱり太陽の下で行うのが一番🌞
シャヴァーサナもゆったり取って満喫しました。
そのあとはビーチ入り口にある南インドカレーのお店でランチ♬
ここは元々市街地の方にあり南インドカレー大好物な私たち夫婦が大好きなお店。
最近こちらに移転したようで、移転後は初の訪問。
完全ベジ、南インドカレーのミールスがめちゃくちゃ美味しいんです♪
久しぶりのアーナンダキッチンだーとワクワクしながらお店に入ったら・・・
可愛すぎるお出迎え!
元気な子ネコちゃんが2匹もいるじゃないですか!!!
ネコ好きな私たち3人はもうメロメロです(⋈◍>◡<◍)。✧♡
もちろんカレーの方も大満足!
私、今までいただいた南インドカレーの中でここがナンバー1かも。
今回の滞在期間中、私は4回も通ってしまいました(笑)
アーナンダキッチンは冬~春先にかけてお店をやっている二人がインドに旅立つのでもうそろそろお休みに入るのだそう。
石垣島に行く時はアーナンダキッチンがオープンしている時期を狙っていきたいと思うぐらいお気に入りのお店です♪
ちなみに、底地ビーチ近くにある川平湾はこちら。
ランチの後に立ち寄ってみました。
この時間帯は土砂降りの雨で霧も立ち込めていたのですが、さすが川平湾。
川平ブルーは健在です。
こちらでもビーチヨガをするつもりでしたが、今回はあいにくのお天気、海でのヨガは底地ビーチのみとなりました。
さて、ロチュスに帰ってきてYさんにはのんびりお家の中で過ごしていただいている間、夜の玄米菜食ご飯作りです。
ロチュスのキッチンはとても広くて使い勝手がよく、いつも本当に助かっています。
沖縄と言えばオリオンビール(^^♪
キッチンで3人で乾杯し(笑)、Yさんにもお手伝いしていただきながら楽しくお料理♪
この日のご飯はこんな感じ。
一番奥の小さなお鍋はゆし豆腐。
国産大豆100%、それに海の「にがり」を加えただけのゆし豆腐は、何も味をつけなくてもそのままで十分に美味しい。
温めて、お好みで青ネギ(島ねぎ)やモズクを入れたり、コーレーグース(島唐辛子の泡盛漬け、島では沖縄そばにも良く入れます)、お醤油やお塩でいただきました。
やちむんの大皿はおからドレッシングの島野菜サラダ。
おからをニンニクとハーブソルト等でパラパラになるまで炒めると、洋風ふりかけに。
これだけでおつまみにもなるし、スープやグラタンに振りかけても美味しいし、柑橘系やお酢を加えてしっとりさせるとサラダのドレッシングにもなります。
おからふりかけは日持ちするので今回のリトリートでも大活躍!!
トッピングにはナッツとバタフライピー(青いお花で沖縄ではハーブティーにしてシークワーサーを入れて色がきれいに変わるのを楽しんだりします)をエディブルフラワーとして飾り付けました。
厚揚げは、島豆腐をよく水切りして菜種油で素揚げしたもの。
Yさんや旦那さんにも手伝ってもらって、キッチンで揚げたてをつまみ食い。
ゆし豆腐同様国産大豆とにがりだけで作られたお豆腐なので、何もつけなくても美味しいし、生姜や大根おろしと少しだけお醤油をつけていただいても最高です!
この厚揚げも今後のご飯で姿を変えて大活躍してもらう大切な食材です。
短冊切りのオレンジっぽいものと紫色の小皿は、オレンジのものが黄金芋、紫が紅芋、両方石垣島のサツマイモで作ったきんぴらです。
マクロビオティックでは極力素材の旨味や甘味を引き出すお料理法なので、きんぴらにもお砂糖やみりんは使いません。
少量のお塩使いでお芋の甘みを引き出しながらごま油で炒めて、お醤油と煎りたて擦りたての胡麻をまぶして作りました。
サツマイモの甘みでほっこりします。
きんぴらの間にあるのは、島野菜のテリーヌ。
野菜だしと寒天を煮溶かして、島カボチャや紅芋、トマト、ズッキーニなどを入れて冷やして固めました。
スープはバターナッツカボチャの豆乳ポタージュ。
こちらもバターナッツと玉ねぎをじっくり蒸して甘みを引き出し、白みそでコクと甘味をプラスして豆乳で伸ばしました。
これらのおかずに胡麻塩の玄米ご飯。
全て、化学調味料や添加物不使用、お出汁や乳製品も含めて動物性食材不使用、必要に応じて少しだけメープルシロップや黒糖で甘みを足すことはあっても、精製された白砂糖・食塩は使いません。
一部小麦製品を使いましたが、ほぼグルテンフリーのメニュー。
できる限りオーガニックのものと島の新鮮な野菜たちを使い、石垣島バージョンのゆるマクロビオティックごはんです。
今回、心配されていた台風が島を避けて通り過ぎてくれてとても有難かったのですが、大気や海の状況が不安定で船や物流が滞っており、色々なものが欠品していて欲しい食材が手に入らないことが多く、スタートから色々と頭を悩ませながらのお料理になりましたが、あるもので何とか形にすることができてホッと一安心です。
リトリート最初の夜。
Yさんは神奈川にお住いなのでレギュラークラスに参加されるのは難しいのですが、以前のリトリートやコロナ渦のオンラインクラスなどに参加してくださっている方で、3人の年齢も近いことからすぐに打ち解けました。
でも今回のようにじっくりお話する時間はあまりなくて、この3人で滞在出来て本当に良かったと思いました。
いやぁ、学生時代にこんなことが好きだったとか、こんなことが流行ったねとか、こんなところに旅をしてこんな経験をしたとか、懐かしい話や楽しい話ばっかり。
そんなこんなであっという間に就寝時間。
ロチュスは2階にある寝室がとてもゆったりしていて、各お部屋にトイレバスルームもついているのでお部屋の中でとてもリラックスして過ごすことができます。
Yさんの飛行機疲れが早く取れますようにと願いながら、おやすみなさーい💤