皆様にはヨガクラスの曜日変更などご不便ご迷惑をおかけいたしまして、大変申し訳ございませんでした。
ご協力頂いた皆様のおかげです、本当にありがとうございます。
マクロビでは、農薬や化学調味料、添加物を極力省いた素材や調味料を使い、その時の自分の身体、家族の身体の声に耳を傾け、季節や土地に合った食材を
当然、同じお料理でも夏と冬では食材の切り方、火を通す順番、味付けも変わってくる。
よく、
マクロビは動物性や甘味料は取らないんでしょ?
ベジタリアンなの?
って聞かれます。
でもマクロビには、「〜してはいけない」という決まりはありません。
陰陽五行では、甘味料の甘さは極度の陰性で身体を冷やすと考えています。そして食材から引き出した甘さの方が身体にとって負担が少ない(血糖値の急激な上昇が起こりづらい)し、素材の旨みを存分に引き出せば、お砂糖やみりん(もちろん蜂蜜やメイプルシロップなども)等の甘味料に頼らなくても十分美味しいお料理ができる、という考え方から、結果、マクロビではお砂糖などをあまり使わないという風潮があるのも事実です。
また、陰陽五行には動物性のものは極度の陽性だという考え方があり、その極陽性を中庸(陰陽に偏り過ぎていない丁度真ん中のところ)に持っていくには極陰性をたくさん取らなくてはならない、強すぎる陽と陰を同時に採るということは消化吸収などの面で身体への負担も出やすくなるという考えもあって、マクロビでは動物性や極度の陰陽食材をできるだけ避けることが多くなっています。
でも、甘味料も動物性も決してNGではありません。
「身土不二」という言葉、ご存知でしょうか。マクロビで大切にしている大きな柱の一つです。
身体と環境は別々のものではない、環境と一体となって生きていくことが大切だという意味の「身土不二」。
住んでいる土地でその旬に採れたものを頂くことが、とても自然で調和的な生き方だという考え方です。
ヨーロッパの方は昔からお肉や乳製品などの動物性をとる文化ですし、日本でも例えば沖縄では黒糖をよくとります。寒い土地では動物性の陽が、暑い土地では砂糖という陰が求められるのも、まさに身土不二の生き方です。
日本(特に本州を中心とした)では昔から穀物や野菜が主の生活を長い間続けてきました。何千年もの間、その土地で採れた穀類や野菜と近くの海や川等で取れるお魚が主食、お祝いやお祭りごとでたまにお肉を頂くという生活を続けてきました。
それがここ70~100年の間で急に食卓にお肉や乳製品が並ぶようになり、世界各地のお料理が日常的に味わえるようになりましたが、このたった何十年の間で変化した食環境に、先祖代々受け継がれている私たち日本人の身体がどれほど順応できているのか、お考えになったことありますか?
もちろん、バラエティに富んだ食生活は素晴らしいことですし、美味しいし、楽しいですよね。
でも、そればかりになってしまうと身体が疲れてしまう気がするのです。
外国に行って日本食が恋しくなるのも、身体が本能的に身土不二の大切さを知っているからなのかなと思います。
マクロビは、この身土不二の考え方をとても大事にしていて、私自身も普段は身土不二の食事をベースにしながら、プラスアルファで色々なお料理を楽しみたいなと思っています。
大事なのは、マクロビでもそうでなくても、今の自分が何を欲しているのかを頭ではなく身体で感じ取ってあげること。
そうして、今の自分に動物性の陽が必要だと感じられれば取ればいいし、必要なければ
身体が喜ぶのなら、頂くことで調子が良いのであれば、お魚もお肉も頂けばいい、そう思っ
それが私がこの一年かけて学んだ「自分なりのゆるマクロビ」です。
100人いたら100通りのヨガがあるという言葉は有名ですが、まさにマクロビはヨガと似て
そして、感謝の気持ちで「いただきます」、よくよく噛んで味わって、美味しく頂いた後は「ごちそうさま
今こうしてご飯が頂けるということが、美味しさが感じられるということが、決して当たり前ではなく恵まれた「有り難い」環境であるということに、感謝の気持ちを忘れないでいきたいと思います。
今年一年、家族や周りの皆さまのお陰で楽しく学ばせて頂くことができました。
ありがとうございました。
この学びを、お世話になった皆さまにたくさんたくさんご恩返ししていきます✨
早速ですがお知らせです。
・2018年1/6(土)11時~13時クラヨガ
・2018年1/20(土)11時~13時ムーンサイクルヨガ
この2クラスのあとに私の家で小さなマクロビランチ会(13時半ごろスタート)を開催したいと思っています。
マクロビランチにご興味のある方は、ぜひぜひいらしてください!(^^)!
※私の家で行う女性限定のプライベートクラスです。
※クラヨガ及びムーンサイクルヨガ参加者限定のランチ会です。ランチ会のみのご参加はご遠慮ください。