有人島最南端、波照間島。

南十字座が見られ星空観察でも有名な波照間。

ずっとずっと行ってみたかった波照間島に、今回ようやく上陸することができました☆

何度となく石垣島へ行っているのに、なぜ今まで行けなかったかというと…。

波照間島行のフェリーは欠航がとっても多いのです。

西表島の先にある波照間島は、外海になるため波が高く雨風の影響を受けやすい上に強い船揺れで乗客が骨折するなどの事故もあったようで、他の航路と比べて運航基準がより一層厳しくなっているそうです。

石垣島のフェリーターミナルに行くたびに波照間島行の運行状況を確認してきましたが、いつも『欠航』。

波照間島へはご縁がないのかなぁと思っていました。

特に2月のこの時期は他の島も含めて欠航が多いので、波照間島はまず無理だろうなぁと諦めていたのです。

ところが!!

今回黒島の宿で一緒にゆんたくをした仲間から、「今、波照間島行のフェリーは大型船も出ていて運航率が上がっているから行けるんじゃないか」との話。

更に詳しい方に明朝の波や風の予報を見てもらったところ、”明日は運航しそうだ”という心強い言葉をもらい、黒島で連泊する予定を急きょキャンセル、2019年2月、人生初の波照間島行を決意しました。

翌朝6時ごろ、波照間行のフェリーが予定通り運航することを確認して、黒島10時5分発、10時40分ごろ石垣島に着きました。

波照間島行は11時50分。

1時間ほどの待ち時間で無事フェリーへ、途中西表島に寄る航路で13時10分頃到着波照間島上陸。

波照間港の海。透明度が素晴らしいです!!

宿泊した宿はうるまや。

黒島のゆんたくで勧められたお宿です。

とても清潔で、洗濯機もシャワーもいつでも自由に使えます。

そして、集落の中心部に位置し郵便局や商店が徒歩数秒の圏内にあるのでとても便利。

何より泡波という泡盛を作っている酒造所が目の前にあるのも波照間好きの方にはポイントが高い宿だと思います。

泡波というのは、ここ波照間島でしか作られていない『幻の泡盛』と言われているなかなか手に入らない貴重なもの。

都内では泡波のロックが1杯1500円前後するそう。

泡盛好きの旦那さんの為にお土産に2合瓶を買ってきました。

酒造所直売のお値段は1本460円。ちなみにyahooで売れれていた価格は1本2850円でした

波照間酒造所は家族運営している小さな酒造所で大量生産できないこともあって高額になっているようです。

でも、私たちはあくまで観光客。

島に行って転売目的で大量買いをするなどの行為は控えてほしいなと思います。

島の人が飲む分がなくなってしまわないように(*^-^*)

もちろん波照間島の魅力は泡波だけではありませんよ!!

なんといっても、波照間島といえば有人島の中で日本最南端の島。

島内は高低差が結構ありますが頑張れば自転車で一周できます

今回は2泊3日、ゆっくりできたので頑張って自転車で回りました。※電動自転車や原付バイクで回っている方も結構いました(^^♪

日本最南端の碑。

昼間行ったときはかなり風が強かったので、翌朝、朝日を見ながらヨガをしに行ってみました。

旅先では必ず海を見ながらヨガをしますが、今までの中でトップ3に入るヨガ体験。

動物や虫たちが目覚め動き出し、肌に触れる風が徐々に暖かくなり、太陽が海を照らし空を明るく染め始める。

そんな中で太陽礼拝をしていると、神聖な気持ちになり身も心も洗われます。

最南端の碑のお隣は星空観測タワー。

滞在中は残念ながらお休みで、中に入ることができませんでした。

でもでも!!

星空観察ツアーに参加してきましたよ♪

観測タワーの元館長さんがガイドさん。

とってもわかりやすく説明してくれました(*´▽`*)

元館長さんに勧められて、最南端の碑によじ登って写真を撮ってもらいました☆

私、天の川の中にいます☆彡

観測タワーの方にも移動してパシャリ

この後は駐車場で寝そべりながら星空をのんびり眺める贅沢時間。

元館長さんが星のこと、星座のこと、運河や銀河、宇宙の神秘について熱く語ってくれます

とっても勉強になったし、波照間から帰ってきたあとも夜空をよく眺めるようになりました。

今回南十字星が見られる時間帯は夜中の3時半ごろ、目覚ましをかけてみましたが起きられず、次回のお楽しみに取っておくことにしました(笑)

波照間島の魅力はまだまだ!!

見てください、この波照間ブルー

2月の沖縄は雨や曇りが多いと言われていますが、晴れ女力を発揮して大晴天の下で輝く澄んだ蒼い海を満喫してきました♪

日中は半袖半ズボンでいないと汗だくです\(^o^)/

こんなにきれいな海を目の前にして、海に入らないわけがない!!

ということで、宿に帰り持ってきたウェットスーツのインナーを着込み、シュノーケルを自転車のかごに入れて、初波照間、初波照間ブルーの世界を堪能してきました(≧▽≦)

  沖縄の海開きは3月。

この時期の海水温は1年の中で一番低いということもあり、準備万端の格好でビーチに降り立って辺りを見渡しても、だれも海に入っている人はいませんでした。

でもそこで怯まないのが私です(笑)

ワクワクドキドキ、シュノーケルマスクの下で満面の笑みを浮かべながら波照間ブルーにエントリー<゜)))彡

ちなみに、海開き前だからといって海に入ってはいけないということはありません。

でも2月に海に入るなんて、ダイビングならまだしもシュノーケルや素潜りで海遊びなんて、島人が見たら呆れられること間違いなしですが、でも入りたいからいいんです(*^-^*)

入ったのは、波照間島で一番人気のニシハマ。

ウェットスーツのインナーのおかげで寒さに震えることなく、小一時間ほど海の世界を堪能しました。

そして驚いたのは、波照間島のウミガメさんとの遭遇率の高さ!!

おそらく、ニシハマだけで8~10頭ほどの親亀子亀たちに遭えたと思います。

入って5分で子亀2頭に遭い、そのまた5分後に親亀2頭に遭うという、今まで経験したことのない遭遇率!!

亀さんの性格にも寄りますが、マイペースののんびりやさんは一緒に泳いでくれました♡

息継ぎの瞬間をこんな間近で見せてくれるなんて、なんて優しいカメさんなんでしょう!!

 

海でたくさん泳いで疲れた後は、やっぱり美味しいご飯(^^♪

波照間島には他の離島に比べて美味しいごはん屋さんが割とあるのも魅力の一つ。

私のお気に入りはここ、ククルカフェさん。マクロビベースに玄米ご飯のランチが頂けるのも嬉しいポイント(^^♪

2日連続で通ってしまいました。

この日は島の小学5,6年生が社会体験学習ということで、可愛い店員さんとして張り切ってお仕事していました。

私は島豆腐のベジタコライス。

チーズの代わりに波照間名産もちきびをソースにしていて、美味しかったです♪

学校の先生たちが子供たちの体験場所を回っていて、5人の先生方とお会いしました(#^.^#)

先生がオーダーした台湾風かき氷、波照間黒糖ソイミルク・黒蜜きなこ掛け。

一口どうですか?と声をかけて頂き、頂いてみたらもう絶品!!!!

普段あまり冷たいものを頂かないんですが、こちらのかき氷はふんわりしていて氷のキンとした冷たさがなく、黒糖ときな粉のコクのある甘さがとっても合って美味しかったです♪

今回写真にあげていませんが、あやふふぁみという食堂兼雑貨屋さんもおススメ☆

カレーと、カレーに添えられた辛み調味料がめちゃくちゃ美味しい(^^♪

辛い調味料と私好みの手作り靴下やピアスが売られていて、ついついお財布のひもが緩む~(笑)

  島の中にはいたるところで可愛い動物たちと出会えたり。

波照間島、大好きな島になりました♪

また近いうちに、旦那さんと一緒に行きたいなぁ(*^▽^*)