玄米菜食ごはんや眞玄@牧の原テーブル

先日、6月24日(土)に無事終了いたしました🍴

この日はとっても蒸し暑い日で、梅雨なのにもう梅雨明けしたかのようなお天気☼

遠くにお出かけされる方も多いかな、牧の原モアに来て下さる方どのぐらいいらっしゃるかな、と思いながら大荷物を車に積み込みいざ牧の原へ🚙

牧の原テーブルさんはお客様にお料理をのせてお出しするトレーから、ふきん、お皿や器やカトラリー、菜箸やへら等調理道具も全て自分たちで用意して持ち込みです。

家で炊いた玄米ご飯を保温する炊飯ジャーもない、お湯を沸かすポットもやかんもありません。

もう車への積み込みだけでも大変で、マンションの9階にある我が家と車との間を何度も何度も往復して朝から汗だくです💦

そして現地についたら車とシェアキッチンとの間を何往復もして運び、荷解きし、それぞれを使いやすいようにセッティング、お料理や食材を冷蔵庫にしまい、オープンの時間が近づいてきたらそれぞれのおかずを痛まないように工夫しながら配膳しやすいようセッティング、主人も盛り付けしやすいように完成形の見本プレートを作る、主人はカウンターに貼りだすもの、カウンターのセッティング、販売用の無農薬野菜の袋詰め、もう2人でてんてこ舞い(笑)

そんな風に目まぐるしく動いていると気付いたらもう11時、カウンターにお客様がいらっしゃっています。

まだ準備が終わっていないのにーーー(>_<)

でもお出しせねば、と大慌てて準備していると次から次へとお客様が。

前回まではこんなにお客様がいらっしゃることはなかったので、今日だけなぜ?と驚きつつもただひたすら動く動く。

この写真はいつもお世話になっているご近所のTさんが私たちの様子を見に来てくださった時に撮ってくれた写真。

私たちの必死さが伝わるでしょうか(笑)

私、後ろ姿しか写っていない…(^-^;

ただでさえお客様がたくさんいらしてくださってお待ちなのに、トラブルもあって作業が思うように進まず、ご来店いただいたお客様にはお料理の提供までものすごーくお待たせしてしまい、本当に申し訳なく思っています。

本当に本当にごめんなさい。

今後はトラブルが起きることも想定して更に準備する内容を詰めておかないといけないと深く反省しております。

でも、お待たせしてしまったにもかかわらず、初めてご来店してくださったお客様がとっても素敵にランチとスイーツの写真を撮ってくださりインスタに上げてくださいました。

その写真がこちらです。

フライヤーは次回の宮崎邸の宣伝のものですが、ショップカードを作っていないので💦こちらを一緒にのせてくださったみたいです。

この日はワンちゃんと一緒にご来店だったのでお外のテーブル席でお食事。

ごはんのあとはワンちゃんのトリミングの予定が入っていたようで、本当に申し訳なかったです。

間に合っていたら良いのですが…。

今後はできるだけ早くお出しできるように、今回の反省点を必ず活かしていきます。

お客様、お召し上がりくださりありがとうございました。

 

さて、今回お出ししたランチとスイーツの詳細です。

マクロビオティックは命そのものを丸ごといただくことを大切にしているので、お野菜もお米も皮ごと、葉っぱや根っこも食べられるところは可能な限りいただきます。
ごはんや眞玄でもできるだけ有機・オーガニック食材を使用。
調味料も、添加物や化学調味料不使用、昔からの伝統技法で丁寧に作られた余分なものが入っていないもの、オーガニックのものを厳選し、味噌や塩麹・醤油麹・塩レモン、柿酢など自分で作れるものは自家製です。
今年からオーガニックの梅で梅干しも作っているので、ゆくゆくは梅酢・梅干も自家製のものをお出しする予定です。
お肉やお魚、卵やバターや牛乳等の乳製品不使用、完全プラントベース、可能な限りグルテンフリーのお料理をご提供して参ります。

こちらはメインのひよこ豆のビーンズストロガノフ。

椎茸、しめじ、エノキ、マッシュルームをたっぷり使ってきのこの旨味を引き出し、ひよこ豆のほっくりとした甘さと食感が生きたストロガノフです。お出汁はマクロビオティックベースなので昆布と椎茸のみ。カシューナッツと豆乳で作ったコクのあるナッツクリームが味のポイントです。
お砂糖はもちろん、みりんやメープルシロップなどの甘みも一切使っていませんが、コクと甘味をたっぷり感じられる玄米によく合うストロガノフです。

隣にあるのはお選びいただけるサブメイン、黒豆のビーンズローフ。
黒豆のお豆の甘みと食感がしっかり感じられるよう粗めに刻んでたっぷりと入れて、椎茸とアーモンドでコクと旨味を引き出しました。生姜とコリアンダーパウダーが隠し味。
パウンドケーキの型に入れてオーブンで焼き上げました。
手作りのトマトソース(自家製トマトソースにレモン汁とちょっとだけタバスコを入れて)、手作りマスタードソース(粒マスタードを酢漬けにしたものに豆乳マヨネーズとコショウ、白味噌を加えています)を添えて。

玄米ごはんや山形の無農薬玄米。田んぼに引いている井戸水はそのまま飲めるほど、安心で美味しいお米です。圧力鍋で炊いているのでモチモチ、甘みも感じられます。

こちらはもう一つのサブメイン、きのこの韓国風ベジバーグ。

椎茸、しめじ、マイタケを粗みじんにし、クルミとアーモンド、長ネギ、白ごま、山芋と蓮根、生姜、オートミール、ゴマ油を混ぜ合わせフライパンで焼きます。

エゴマの自家製醤油麹付け、お酢とお醤油、コチュジャン、白すりゴマ、椎茸だしの韓国風たれのジュレを添えて。

ナッツのカリコリした食感と生姜とごま油の相性が楽しいベジバーグです。

こちらはカラフルきんぴら。

マクロビオティックの基本食、ゴボウとニンジンのきんぴらをベースに、白滝やいんげん豆、パプリカ、白ごまを加えて見た目も鮮やかなきんぴらに。
マクロビオティックのきんぴらの味付けはお醤油のみ。
食材を炒める際にお塩を少々振って野菜の甘みを引き出しながら作ります。
マクロビオティックのリマクッキングスクールに通っていた時は、教室で、何度も何度も基本のきんぴらを作りました。
基本のきんぴらは茶色で地味で少ししょっぱいので(笑)、今回は鮮やかなパプリカ等色々と混ぜて食べやすく見た目も楽しく(^^♪

切り干し大根と紫キャベツのコールスロー。

こちらは家のベランダで作った切り干し大根とにんじんの豆乳マヨネーズコールスローに紫キャベツの梅酢漬け、トッピングにおかひじきをのせました。
マクロビオティックでは切り干し大根は水に浸けて戻さず、さっと水洗いするだけで使います。
切り干し大根には旨味と甘味がぎゅっと凝縮されているのでそれをそのままお料理に活かすためです。
スープに入れても良いお出汁と甘味が出ますし、煮物にしても味付けはお醤油だけなのに甘みが十分に出ます。
今回は洋風にコールスローにしてみました。
人参はサッと蒸し煮(乾煎りしたあと少量の水を入れて蓋をし甘味が出るまで蒸す)、切り干し大根は水洗いしたあと数分水切りし柔らかくなったところを食べやすく切り、豆乳マヨネーズ、塩コショウで和えて数時間置きました。そうすることで切り干し大根が豆乳マヨネーズの水分を吸って食べやすくなり、でも甘みと旨味はそのまま残ります。
さっと湯がいた後にお酢と梅酢で漬けた紫キャベツを合わせ、1分ほど茹でたシャキシャキおかひじきを乗せて、それぞれの食材の持っている旨味と食感が引き立つコールスローに。

春菊と茎ワカメとみかんのおからドレッシングサラダ。

今回みかんには河内晩柑(かわちばんかん:果汁たっぷり、適度に甘すぎず後味爽やか)を使用しました。

春菊に佐賀の親戚から届いた茎ワカメと塩もみした後トースターで軽く焼いた玉ねぎのスライスに河内晩柑を乗せて、おからドレッシングをたっぷりかけました。
おからドレッシングは、ニンニクとオリーブオイルをじっくり炒めたあとにおからを加え、パラパラするまで炒めて塩で味付けするシンプルなドライドレッシングです。
サラダにかける時はレモン汁などの柑橘系やお醤油、コショウ、オリーブオイルを更に加えるとより美味しくなります。たっぷりかけた方が野菜のクセが和らぐのでおすすめです。
何も加えずにそのままいただいても美味しいですし、スープにかけたり、グラタンのソースに混ぜたり、粉チーズ感覚で使える優れもの。
おからが苦手な方にも是非一度試してみていただきたいおからドレッシング。
ビタミンも食物繊維もたっぷり摂れるのでおすすめです。
今後のごはんや眞玄でも大活躍してもらう予定です(^^♪

季節野菜のラタトゥイユ。

無農薬野菜の農家さんのところでもこのところ出始めてきた夏野菜たち。
玉ねぎ、ズッキーニ、なす、ピーマン、トマト、セロリ、生バジル、有機の夏野菜そろい踏みです。
生のトマトをたっぷり使って、トマトピューレやドライトマトでトマトのコクをプラス。
トッピングに使ったバジル、紫色のものは赤バジルです。
珍しいですよね!
味は緑のバジルと同じです(*^▽^*)

 

スープは、写真を撮るのを忘れてしまいました💦

お客様の写真をご参考にしていただければ幸いです。

蕎麦の実と季節野菜のあったか生姜スープ。

たっぷりの生姜、ミニ白菜、玉ねぎ、にんじん、セロリ、きのこをじっくり炒めて野菜の甘みと旨味を引き出したところに生の蕎麦の実を入れて炒めて、昆布と椎茸だしで煮込んで自家製塩麹とお味噌で味を整えました。
身体を温めてくれる生姜と蕎麦の実がじんわり沁みる優しい具沢山スープです。
そばの実で程よいとろみがつくので飲みやすく、ご飯を入れてリゾット風にしても美味しい(^^♪
上からおからドレッシングをかけたりトマトを入れたりしてイタリアン風に味変するのもアリ!

 

酒粕レアムースケーキ🍰
(写真のケーキの量は1.5人前分です)

今回のマクロビオティックスイーツは酒粕、豆腐、豆乳で作るチーズケーキ風のレアムースケーキ。
本葛粉と粉寒天でとろみをつけています。
ムースの下は、グルテンフリーの有機オートミールを乾煎りして、ローストしたナッツと合わせてメープルシロップ、ココナッツオイルを加えてつやが出るまで煎ったあとにオーブンでじっくりと焼いた自家製グラノーラ。
オーブンから甘ーい香りが家中に広がって、なんだかディズニーランドにいるみたい(笑)
ついこのままカリカリとつまみ食いしたくなるほど美味しいグラノーラです。
イエローキウイと印西産ブルーベリー(こんなぶどう?みたいな色のブルーベリーがあるんですね!知らなかったです)、砂糖不使用の自家製イチゴソースとゴマとナッツを挽いて作ったマクロビキャラメルソースを添えました。
上からかけているのは有機ココナッツパウダー。
ペロッと食べられてしまう、お腹に重くないヘルシーなレアムースケーキです。

 

以上が今回の眞玄でお出ししたお料理とスイーツでした。
召し上がってくださった皆様、ご来店ありがとうございました。
お口に合いましたでしょうか。

今回は初めてマクロビオティックを召し上がったお客様も多く、皆様から「マクロビってこんなにいろんな味のものが楽しめるんですね」「マクロビオティックのイメージが変わりました」「こんなにお腹いっぱいになると思いませんでした」「とても美味しかったです」と嬉しい感想をいただきました。
特にファミリーでお越しの方も多く、お父様や小学生ぐらいの男の子も注文してくださって、今度も頑張ろうと大きな励みになりました。
お陰様でお料理はほぼ完売、皆様のおかげです。

色々と反省点が多くまだまだ至らない私たちですが、一つ一つ次回以降に活かして成長していきたいと思っています。
アドバイスをくださった皆様、言いにくいこともあったかと思いますが、教えてくださり本当にありがとうございます。
皆様の優しさは今後に必ず活かしていきます。
次回以降もまたいろいろと教えていただけたら嬉しいです。

次回は7/17(月祝)11時スタート、場所は宮崎邸(宮崎邸休業日に場所をお借りして開催なのでこの日は宮崎邸の料理・甘味をお出しすることは出来ません)です。

基本的に事前予約制となります。

①11時~12時45分
②13時~14時45分

の①②どちらかの枠をお選びいただき、お席は入れ替え制とさせていただきます。

メニューは現在検討中なので、決まり次第また告知させていただきます。

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次回も皆様のご来店を心よりお待ちしております。